8月5日に親睦会を実施しました。
今回は、グループ企業である(株)PICのメンバーを
交えての会です。
「スタミナを付けるには、やっぱり焼肉!!」ということで、
今年も会場は、焼肉屋さんの『慶州』でした。
美味しいお肉で正にスタミナアップです。
当社は8月1日より27期を向かえ、
PIC共々、岡山県北を益々盛り上げていきます!!
8月5日に親睦会を実施しました。
今回は、グループ企業である(株)PICのメンバーを
交えての会です。
「スタミナを付けるには、やっぱり焼肉!!」ということで、
今年も会場は、焼肉屋さんの『慶州』でした。
美味しいお肉で正にスタミナアップです。
当社は8月1日より27期を向かえ、
PIC共々、岡山県北を益々盛り上げていきます!!
前回ブログで案内していましたが、
平成29年7月8日(土)、夕方6時からテレビ朝日系列で放送の
番組『人生の楽園』において、
当社ドローンにて撮影した映像が利用頂けました。
当社Youtubeチャンネルに録画動画を置きましたので、
是非、ご覧ください!!
平成29年7月8日(土)、夕方6時からテレビ朝日系列で放送の
『人生の楽園』において、
当社ドローンにて撮影した映像が流れます。
是非、ご覧ください!!
4月20日(木)~22日(土)、2泊3日で
東海北陸地方、長野県へ研修旅行へ行ってきました。
数年前、同じ方面への旅行を計画していましたが、
東日本大震災の影響で止むを得ず一度断念していたという
経緯もあり、今回は念願のこの地方への旅行です。
初日は、岐阜県の白川郷へ行きました。
合掌造りの建物が並ぶ集落の独特の景観に感動です!!
その後、この日宿泊する宇奈月温泉のホテルへ移動し、
初日約半分の時間を費やしていたバス移動の疲れや、
白川郷散策の疲れを温泉で癒しました。
二日目は、今回旅行のメインといってもいい、
「立山黒部アルペンルート」へ。
富山県側から出発開始で、立山駅からケーブルカー、
高原バスと乗り継ぎ、雪の大谷へ到着。
標高も高くなっていき、道中どんどん変化していく景色は
別世界へ向かっていくようでした。
大迫力の雪の壁!!
今季は、一番高いところで19mとのことでした。
次は黒部ダムへ向かうため下山開始。
トロリーバス、ロープウェイ、ケーブルカーと乗り継ぎです。
途中の展望台。絶景でした!!
そして、黒部ダムへ到着。
周りの広大な景色とも相まって、とにかく大きい、高い!!
その後、アルペンルートを長野県側へ抜け、
この日の宿泊場所である大町温泉のホテルへ。
2日目の最後は宴会を開催。
美味しい料理にお酒が進みました。
そして旅行最終日は、先ず大王わさび農場を観光。
その後、今回旅行の最後の観光スポットである国宝松本城へ。
集合写真もパチリ。
この旅行をとおして、社員一同有意義な時間を
過ごしました。
帰りのバス移動の疲れを早々に吹き飛ばし、
再び日々の業務に務めていきます!!
平成29年4月11日、
無人航空機(UAV)の飛行に係る許可・承認について、
当社は新たに以下の許可・承認を取得しました。
<平成29年4月11日付け許可・承認>
国空航第11445号・国空機第9770号
【許可及び承認事項】
・人又は家屋の密集している地域の上空
・催し場所上空の飛行
・夜間飛行
・目視外飛行
・人又は物件から30m以上の距離が確保できない飛行
【許可承認の期間】
平成29年4月11日から1年間
【飛行の経路】
日本国内の地表から150mまでの空域のうち、
飛行禁止空域を除く空域
【操縦者登録】
2名
【機体登録】
4機
平成27年12月10日施行の改正航空法により、
UAVを飛行させる空域によっては
所定機関による事前の許可、及び承認が必要です。
当社ではこれに対し、
上記のとおり日本全国包括飛行許可・承認を得ておりますので
お客様の空撮のご要望に、より柔軟な対応が可能です。
今後もオーエスエーの空撮業務をよろしくお願いします。
平成29年2月1日(水)、当社のグループ企業となる
株式会社PIC(ピーアイシー)を設立しました。
会社名の由来は、当社社長からの「革新的なものを生み出す集団」
という想い、及びキーワードをもとに、 下記2つの用語と支援/指導する者を表すコンサルタント(consultant)という 英単語を掛け合わせ、
「Process & Product Innovation Consultant」の英単語それぞれの 頭文字を取ったものです。(「P」は一つにまとめた)
・プロセスイノベーション(process innovation)
⇒業務の過程・工程をこれまでの延長上にはない革新的、画期的な仕組みに改めること
・プロダクトイノベーション(product innovation)
⇒既存の製品の延長線上にはない、革新的、画期的な製品を生み出すこと
事業としては、空撮を含めた当社と同様の測量・設計・補償に加え、
映像の企画/制作等、情報提供サービスを展開していく予定です。
オーエスエー共々、株式会社PICをよろしくお願い致します。
今年サーモカメラを購入してから2件の不明者捜索に関わらせて頂きました。
通常の業務と違い気持ちも一杯一杯で途中での写真も無く文章のみになっています。
10月半ばの夕方に要請がありました。
手がかりとして
・高齢の男性
・足が丈夫ではない
・上下白色系の衣服
・家は山間部の開けた尾根にある
という事でおそらく家に近い場所におられるのではないかとの事でした。
通常夜間飛行を行う場合は明るい時間に現地調査を行うのですが、準備が整った時には日が落ちていました。飛行箇所については過去何回か行ったことがあったので、過去の記憶とストリートビューで周囲の状況を確認して現地に向かいました。
現地でも懐中電灯などを使用し飛行発着場所の障害物の確認を行いましたが、幸い何も気になるものはありませんでした。
※夜間飛行の包括申請で許可を頂いております
警察や消防・地元消防団の皆様から捜索エリアをお聞きし、飛行エリアの地形をグーグル・アースで確認して飛行準備を行います。
緊張からか飛行前のチェック項目を何回も確認していました。
まず低空で飛行させ、自分たちにカメラの向きをあわせ今回の状況(森林の中の人間が判別しやすい)にあわせた表示(カラー・モノクロ等)に切り替えます。
その後指定されたエリアの捜索を始めました。
周囲との温度変化が大きかったものとして
・お墓等の石塔
・水が入った入れ物
・小動物
・電柱の変圧器
等がありました。
飛行中には上記のような物を見つけるたびに、無線で消防団の方に連絡をとって頂き地上からの確認を行いました。
当初想定されていたエリアで発見することが出来なかったので、捜索範囲を広げてバッテリー4本分飛行しましたが残念ながら発見することは出来ませんでした。
翌日は朝から捜索に入りました。
サーモカメラによる有効性は前日に確認できましたが、
・日中は捜索者も山に入られているためサーモカメラでの判別が難しい
・日中は周囲の温度も上がるので対象物を視認しづらい
と思われたので可視光カメラ(zenmuse-x3)での捜索となりました。
また不明者は幸い白色系の衣服を着ておられるとの情報だったので、可視光カメラでも山の中では目立つのではないかと思われました。
この日は県警ヘリ・消防ヘリも出動し両者とも長時間捜索をされていましたので、それ以外の時間にドローンを使って捜索を行いました。
飛行させながらモニターでの捜索は見落としもあり難しいため、4Kで録画し飛行後にパソコンの画面で確認する方法をとりました。
HDMIで大型のディスプレイに出力する方法も考えられましたが、バッテリーや車への搭載、飛行毎に発着点を変える等の問題もあり実現できませんでした。
またインターネットを使用した実況も電波状況が悪く解像度も期待できないため諦めました。
最終的には捜索エリアは4km2程度に及びましたが発見することが出来ませんでした。
残念ながら現在も発見されてないそうです。
今回、実際に捜索に参加し感じた事ですが
・夜間でのサーモカメラは捜索に有効である
・葉が茂っている木のような遮蔽物がある場合は発見が困難
・サーモカメラでは対象物が何か確認出来ないものがあるので地上部隊との連絡が必要
・昼間だと周囲の温度が高く捜索に向かないことがある
・不明者の温度が高い事が前提(一早く捜索を開始する)
今回は残念ながら発見する事はできませんでしたが、上記の事をふまえ次回(あってはならない事ですが)の要請があれば全力を尽くしたいと思います。
今回は当社が実施している空撮以外の事業の一端として、
直近で遂行している橋梁点検業務の様子を紹介したいと思います。この度の橋梁点検業務は、津山市からの受注案件で、
指定された橋梁の点検を通し、各部材の状態を把握・診断し、
必要となる措置を特定していきます。
その上で、安全で円滑な交通の確保、沿道や第三者への被害の防止を図る等、橋梁に係わる維持管理を適切に行うために、必要な情報を得ることを目的としています。
今回少しだけ紹介した業務は、当社事業のあくまで一部であり、この他にも主に岡山県北を対象に、社会資本の維持更新に関与させて頂いております。
これからも、さらに社会資本の整備に努めてまいりますので(株)オーエスエーをよろしくお願いします!!
UAVを用いた公共測量マニュアルに準拠した条件等に基づいて、当社で使用しているUAV、カメラ、三次元形状復元ソフトウエアの精度検証を行いました。
撮影日時:2016/9/9 9:00-11:40 天候:曇 風速最大:5.4m/s
天候は曇で風もあるため雲により直射日光が遮られ、地表面の明暗が繰り返される状態で、風速が一時的に5m/sを超える事があり作業の中断も考えられました。検証には厳しい条件であったと思われます。
UAVを用いた公共測量マニュアル 第59条運用基準 7.に求められる以下の要求精度と地上画素寸法の3つの組み合わせを実施し、標定点・検証点での要求精度が満たされるか検証を行います。
撮影高度=(地上画素寸法/使用カメラの1画素あたりのサイズ)×焦点距離
上記の式により算出した高度で検証を行います
長辺約100m 短辺約50mの黄色いエリアを対象範囲とし、周囲を取り囲むように外部標定点・外部検証点を設置し、エリア内に内部標定点・内部検証点を設置しました。
今回は検証のため最大誤差0.05m以内の運用基準よりも辺長・面積辺りの設置を多く行っています。
対空標識はX型と自動抽出可能な丸型のものを使用しました。自動抽出型は今回初の試みであり、事前のテストでは画面内において30画素程度に写り込んでいれば抽出が可能であったため、サイズを30m高度に合わせて作成しました。
結果として自動抽出が出来たのは1点のみで、他の9点については手動でGCPの調整を行う事が必要となりました。原因としては太陽光を反射して白とびを起こした事と、地物に対して対空標識が明るく地物に露出を合わせたため抽出パターンが見づらかったためだと思われます。通常の運用としては今まで通り、高度にあわせたサイズのX型を設置するのが確実だと思われます。
自動操縦による撮影は以下の手順で行いました。
今回の検証においてはUAVを用いた公共測量マニュアルで求められている
を満足するようにコースを設定しました。
基本的に撮影はマニュアルモードで行っています。(天候の具合によって地形の明るさの変化が大きい場合はシャッタースピード優先モードでの撮影も考慮)
Litchiでの自動飛行前にカメラを鉛直下向きにセットし計測範囲を飛行、天候・時間等を考慮してシャッタースピード、絞り、ISO等を設定を行い適正露出にしています。
カメラキャリブレーションについてはPhotoscanに付属しているAgisoft Lens にて行っています。
Agisoft Lensでキャリブレーションを行う場合、補正する項目についてチェックしたものは全てキャリブレーションが行われます。
Photoscan で自動キャリブレーションを行う場合、EXIFにキャリブレーションに関する項目がある場合はそれを優先して使用し、それ以外の項目はキャリブレーション補正を行う事になります。
Photoscan Professionalを用いて三次元形状復元処理を行います。
GCPを設置した観測ではカメラキャリブレーション値は固定するよりもセルフキャリブレーションを行った方が精度が良いですが、GCPを設置しない(EXIFの位置情報のみ)場合は逆転現象もあり得るのでこの辺りは更なる検証が必要となります。
今回の処理では一番川側のコースが完全に川の上での撮影となり、このコースで撮影した写真ではタイポイントの数が圧倒的に少なく、精度の低いタイポイントを削除していくと処理が成り立たちません。このためこのコースで撮影した写真はプロジェクト内で無効に設定しました。
カメラキャリブレーションを行い固定したものと、セルフキャリブレーションを行ったもので比較しました。全てのプロジョクトにおいて再プロジェクションエラーを0.3pix、最大誤差を1pix程度を目標に低精度のタイポイントを削除して検証を行っています。
地上解像度1 ㎝・2cm の検証については、Photoscan での解析の結果、川側1 コース分の撮影は殆ど河川上空のものとなっており、精度の高いタイポイントを発生することが出来なかったため、このコースで撮影された写真は無効に設定しています。これは公共測量マニュアルで求められている「計測対象外に少なくとも1 枚分の空中写真が撮影される」を満足するためにコース設定したものですが、計測対象内は問題なくタイポイントも発生されており検証には問題ないと思われます。
検証点(チェックポイント)についてはPhotoscanの中ではキャリブレーションのコントロールポイントとして使用していません。最終的には検証点もコントロールポイントとすれば全体の精度は向上します。
水平方向の精度については、全ての地上解像度においてUAVを用いた公共測量マニュアル 第59条運用基準 7.に求められる要求精度を満たしています。
経験上FIXした数値よりもセルフキャリブレーションを行った処理の方が精度は良いのですが、今回の結果では地上3cm解像度では逆転しFIXした方が精度が良かったです。これは検証点の1点が誤差が大きく出ていた為ですが、理由については検証できていません。また、地上解像度2cmの方が地上解像度1cmと比較しても精度が良い項目がありました。この辺りについては更なる検証が必要と思われます。
高さ方向の精度についても、全ての地上解像度においてUAVを用いた公共測量マニュアル 第59条運用基準 7.に求められる要求精度を満たしています。
FIXした数値よりもセルフキャリブレーションを行った処理の方が精度は良いようです。
セルフキャリブレーションを行ったものは明らかに標定点での精度が良かったのですが、検証点との精度が桁違いでした。(※要求精度内) 標定点で合わせ込んだ結果が検証点へシワ寄せが来ているのかもしれませんね。
またFIXでは地上解像度が荒くなるほど精度が落ちているのに比べ、セルフキャリブレーションでは1cm地上解像度の検証点が一番精度が悪いです。この辺りについても更なる検証が必要と思われます。
行った全ての地上解像度においてUAVを用いた公共測量マニュアル 第59条運用基準 7.に求められる要求精度を満たしており、UAV・カメラ・レンズ・ソフトウエア・作業手順が問題無い事が証明できました。
ただ公共測量マニュアル内には、三次元形状復元処理アプリケーション内の各種パラメーターの指定まではありません。Photoscan においてもあるパラメーターを変更するだけで、今回行った結果の10倍以上の精度(※あくまで数値上のですが)を出力する事も出来てしまいます。
もし検証してみて精度が出ない場合は、あのパラメーターをちょいとイジって誤魔化すなんて事も通っているのかもしれませんね。
建通新聞にも載っていましたが、今後は撮影条件を緩和するように現場検証しているようです。ラップ率も地上解像度も少々過大なような気がしていましたので今後に期待です!